3歳の時に娘から衝撃の発言が
私の娘は、ごく普通の子どもとして育ってきました。しかし、3歳を過ぎたころから、私たち親を驚かせる発言をするようになりました。それは、まるで胎内時代の記憶を話しているかのようなものでした。
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「お腹の中が暗くて怖かった」
ある日、娘が突然こんな発言をしたのです。「お腹の中が暗くて怖かったよ。でも、ママの声が心強かった」。私は正直、戸惑いを隠せませんでした。まさか、胎内記憶を覚えているなんて考えてもみませんでした。
娘は、さらに「ママの歌を聴いて、安心できた」とも言いました。確かに私は、妊娠中の日課のように娘に向けて歌っていました。しかし、本当に胎内で聞こえていたなんて、驚きです。
「ママの食べたものが伝わってきた」
そればかりでなく、「ママの食べたものの味や匂いが、お腹の中に伝わってきた」とも言い出しました。例えば、りんごを食べた時の甘酸っぱい味や香りなどを感じていたそうです。
私は妊娠中に、赤ちゃんに良い食事を心がけていました。バランスの良い食事を意識的に取り入れていたので、確かに匂いや味が伝わっていたのかもしれません。
「ママが怒ると、びっくりした」
さらに衝撃的だったのは、「ママが怒ると、ドキドキしてびっくりした」という発言です。確かに、娘が胎内にいる時期に、私が夫とけんかになり、大声を出してしまったことがありました。
その時の気持ちが伝わっていたらしく、娘はとてもびっくりしたと言うのです。胎教の影響は大きいと感じました。
親が気づかぬうちに記憶が形成されていた
このように、私たちが気づかないうちに、赤ちゃんには記憶が形成されていたようです。音や匂い、味覚など、五感をさまざまな形で刺激することで、胎内記憶ができあがっていたのだと分かりました。
私は娘の発言に、少し後悔の念も覚えました。もっと気をつけて接しておけばよかったと。でも同時に、赤ちゃんに寄り添う大切さも学びました。
子育ての心構えが変わった
娘の衝撃的な発言を機に、私の子育ての心構えも変わりました。生まれる前から、赤ちゃんが記憶を持っていることを意識するようになりました。
怒鳴ったり、乱暴な言動は避けるようにしています。逆に、歌を歌ったり、いつも穏やかに接するよう心がけています。赤ちゃんに様々な刺激を与え、良い記憶を残してあげたいと考えるようになりました。
胎内記憶の影響は予想以上
生まれてから、娘には胎内記憶がどのように影響しているのか気になります。食べ物の好き嫌いや、環境の変化への反応など、いろいろな面で影響があるのかもしれません。
また、言葉を話せるようになってからの記憶と、胎内記憶の違いもあるのでしょう。赤ちゃんはたくさんの情報を記憶しているのに、言葉では表現できないのかもしれません。
赤ちゃんの気持ちに寄り添う大切さ
娘の発言は、私たち親に大きな啓示を与えてくれました。生まれる前から、赤ちゃんは親の存在を意識しているということ。親の言動が、強く影響を与えているということです。
胎内にいる赤ちゃんの気持ちに寄り添い、成長を見守ることの大切さを肌で感じました。これからも、娘の発言から学び続け、良い親子関係を築いていきたいと思います。
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