妊娠初期からの激しい吐き気
私は第一子妊娠時、妊娠5週目頃から激しい妊娠悪阻に見舞われました。吐き気が朝から晩まで続き、食事どころか水さえ飲めない日が続きました。体重も一気に5kg以上も減ってしまい、非常に心配な状態でした。医師に相談すると、「重症妊娠悪阻」との診断を受け、緊急入院を勧められました。
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入院治療と点滴管理
入院してからは点滴治療が始まりました。強力な抗悪阻薬の点滴を受け、水分と栄養の補給をしてもらいました。しかし、点滴が終わると吐き気が再発し、なかなか症状が改善されませんでした。医療スタッフの皆さんには日夜面倒を見てもらい、本当に感謝しています。
食べられるものを探す苦労
入院中は、医師や管理栄養士に相談しながら、吐き気に強い食べ物を探していきました。クラッカーやドライフルーツ、チーズなどが比較的食べやすかったですが、すぐにうんざりしてしまうのが悩みでした。無理に食べようとすると逆効果で、吐き気が酷くなってしまうこともありました。
薬の副作用との戦い
点滴の抗悪阻薬には副作用があり、眠気や集中力の低下、便秘など様々な症状に悩まされました。看護師さんには副作用対策のアドバイスをたくさんしてもらいましたが、なかなか改善されずに大変でした。自分なりにいろいろ試してみて、ようやく落ち着いた生活を送れるようになりました。
退院後の吐き気との戦い
退院してからも、なかなか吐き気が治まらず、外出するのが怖くなってしまいました。外出時は必ず嘔吐袋を持参し、喫茶店などでトイレを借りるのに気を使っていました。外出を控えがちになり、精神的にも追い詰められそうになりました。
食事療法と代替療法の試行錯誤
退院後は、自分なりに吐き気に効く食べ物を探していきました。ジンジャーやレモン、酢などの食べ物を試したり、ハーブティーを飲むなどして、少しずつ症状が良くなっていきました。また、気分転換にヨガやマッサージなどの代替療法にも取り組みました。徐々にではありますが、吐き気も落ち着いてきました。
上手な栄養補給の工夫
食事量が極端に少なくなっていたため、栄養状態が心配でした。医師や管理栄養士のアドバイスを参考に、小分けの栄養補助食品の摂取やミネラル剤の服用など、工夫しながら栄養を補給していきました。これにより、体重も少しずつ回復し、赤ちゃんの発育にも良い影響があったと思います。
家族の支えと心の余裕
吐き気に悩む中、家族に大変助けられました。夫が家事を全て引き受けてくれたため、少しでも休息が取れました。両親にも子育ての手伝いをしてもらい、心の余裕を持つことができました。友人にも相談しながら、気持ちの切り替えにも努めました。この支えがあったからこそ、乗り越えられたと思います。
出産後の後遺症との向き合い
出産後も、吐き気やだるさなどの症状が続いていました。妊娠悪阻の後遺症とのことで、しっかりと療養しながら少しずつ回復していきました。直接母乳育児できなかったことへの落胆もありましたが、代替的な育児方法を見つけ出すことができました。現在は症状もほとんどなくなり、元気に子育てに励んでいます。
妊娠悪阻との戦いを経験して
妊娠悪阻との激しい戦いを経験したからこそ、母体の健康の大切さや、家族の支えの意味を改めて感じることができました。苦しい時期もありましたが、乗り越えられたことで自信にもつながりました。今後、同じような経験をする方の手助けができるよう、私の体験を積極的に発信していきたいと思います。
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