AMHとは何か?妊活に活かすポイント – 卵子の質と妊活の関係性

AMHとは何か?妊活に活かすポイント – 卵子の質と妊活の関係性

妊活を始めて3年目、ついに夢かなって妊娠することができました。その過程で、卵子の質に着目することの大切さを学びました。

妊活を始めた当初は、タイミング法やバイタルチェックなど、基本的な妊活対策に取り組んでいました。しかし、なかなか妊娠には至らず、次第に焦りを感じるようになっていきました。

そんな中で出会ったのが、AMHという指標でした。AMHとは、Anti-Müllerian Hormone(抗ミュラー管ホルモン)の略で、卵巣の卵子の量や質を示す検査項目です。私は、この検査を受けることで、自身の卵子の状態を詳しく知ることができました。

AMHの検査結果を知り、その後の妊活に活かすことで、ついに妊娠できたのです。ここでは、AMHの意味やその活用法について、私の体験をもとにお話ししたいと思います。

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AMHとは?卵子の質と数を示す大切な指標

AMHは、卵巣の中にある未成熟な卵子の量を反映する指標です。この数値が高いほど、卵子の量が多く、妊娠しやすい状態にあると考えられています。

一方で、AMH値が低い場合は、卵子の量が少ないことを示しています。これは、加齢とともに卵子の質や量が低下していくことが要因です。

具体的な数値の目安としては、以下のようになっています。

– 20歳前後:2.0~6.8 ng/mL
– 30歳前後:1.5~4.0 ng/mL
– 40歳前後:0.7~3.5 ng/mL

若い世代ほどAMH値が高く、加齢とともに低下していくのがわかります。AMH値が低いほど、妊娠の可能性が低下すると考えられています。

AMH以外にも、FSH値やエストラジオール値など、さまざまな検査項目があり、それらを組み合わせて評価することで、より詳細な卵子の状態を把握できます。私も、これらの検査を定期的に受けるようにしていました。

AMH検査でわかった私の卵子の状態

私が妊活を始めた当時は30歳前後でした。そのときのAMH値は2.8 ng/mLと、おおむね標準的な範囲内でした。しかし、年齢とともにAMH値が低下していくことを知り、焦りを感じるようになっていきました。

この頃から、不妊治療クリニックでの定期検査を受けるようになりました。AMH値のほかにも、FSH値やエストラジオール値なども確認しながら、卵子の状態を把握していきました。

すると、徐々にAMH値が低下していくことがわかったのです。1年後には2.2 ng/mLまで減少し、2年後には1.8 ng/mLまで落ち込んでいました。

これを受けて、医師からは「卵子の量や質が徐々に低下している」と指摘されました。妊娠の可能性も徐々に下がっていくことが懸念されたのです。

私はこの結果に大変ショックを受けました。これまで特に不調を感じていなかったので、まさか自分の卵子の状態が悪化しているとは思いもしませんでした。焦りと不安で一杯になりました。

AMH値の低下に立ち向かう

AMH値の低下を受けて、私はさまざまな対策を講じることにしました。まずは、医師の指示に従って不妊治療に踏み切ることにしたのです。

そのなかでも、特に力を入れたのが体外受精です。私の場合、AMH値が低いため、自然妊娠の可能性は低いと判断されたからです。そのため、体外受精による妊娠を目指すことにしました。

体外受精では、排卵誘発剤を使って卵子の成熟を促し、体外で受精させてから子宮に戻す、という流れになります。
この過程では、定期的にAMH値やその他の検査値をチェックしながら、適切な投与量や治療方法を決めていきました。時には、投与量を調整したり、別の薬剤に変更したりと、試行錯誤の連続でした。

しかし、AMH値が思うように改善せず、なかなか妊娠には至りませんでした。3回目の体外受精でようやく受精卵が得られたものの、着床には至らず、残念ながら妊娠には至りませんでした。

工夫と粘り強さが成功への鍵

この時点で、私は本当に落胆しそうになりました。3年間の妊活に大金を投資し、体外受精にも3回も挑戦したのに、なぜ妊娠できないのか…。AMH値の低下が原因だと思うと、自分の体に対して憎しみすら湧いてきました。

しかし、諦めずに、更に工夫を凝らすことにしました。医師とよく相談しながら、AMH値の低さに応じた最適な治療法はないかを探っていったのです。

その結果、卵子の質を高めるサプリメントの活用や、ストレス管理、さらには漢方薬の処方など、様々な取り組みを行うことにしました。

そして、ついに4回目の体外受精で、見事に妊娠することができたのです。妊娠が確認された時の喜びは筆舌に尽くしがたいものがありました。3年間の試行錯誤の末の快挙でした。

AMHとの向き合い方のポイント

このように、AMH値の低下に悩みながらも、諦めずに粘り強く取り組み続けた結果、私は無事に妊娠に至ることができました。この過程で学んだAMHとの向き合い方のポイントを以下にまとめます。

まず何よりも大切なのは、AMH検査を早期に受けること。卵子の質や量は加齢とともに低下していくため、若いうちから定期的に検査を受けることで、自身の卵子の状態を把握しておくことが重要です。

そして、AMH値が低めの場合は、早めに専門クリニックで相談を受けることをおすすめします。私の場合、AMH値の低下が進行していく過程を医師とよく話し合うことで、適切な治療を受けられたと思います。

治療に際しては、AMH値の推移を常に意識しながら、臨機応変に対応することが肝心です。私の場合、当初の体外受精では思わしい結果が得られませんでしたが、医師と相談しながら、徐々にアプローチを変えていくことで、最終的に妊娠に至ることができました。

最後に、AMH値の低下に伴う不安やストレスにも十分に配慮することが大切です。私も、時には落胆することもありましたが、ヨガやカウンセリングなど、ストレス解消法に取り組むことで、心の健康を保つことができました。

AMHは、単なる数値ではなく、妊活における重要な指標です。この値と向き合いながら、自分に合った最適な方法を見つけていくことが、妊娠に導かれる近道だと私は考えています。

おわりに

今回、私の妊活体験をもとに、AMHについて詳しくお話ししてきました。

妊活には、さまざまな課題が付きまといます。なかでも、卵子の質や量の低下は大きな壁となることがあります。しかし、AMHという指標を活用し、自身の卵子の状態を把握することで、適切な対策を立てることができるのです。

私の場合、AMH値の低下に悩まされながらも、粘り強く治療に取り組み続けた結果、ついに妊娠することができました。この過程で学んだ、AMHとの向き合い方のポイントをお話ししました。

妊活に悩む方は、一人で抱え込まずに、まずは自身の卵子の状態をしっかりと把握することから始めてみてください。そして、医師や専門家と相談しながら、柔軟に対応策を立てていくことが大切だと思います。

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