筋腫発見と早期治療の決意
私は子育て中の30代の女性です。長男を出産してからしばらくたった頃、定期的な健診で子宮筋腫の存在が指摘されました。最初は無症状で気づかないでいたのですが、徐々に症状が現れ始め、生活にも支障が出るようになってきました。筋腫の手術や薬物療法について、医師に詳しい説明を受け、早期治療に踏み切ることにしました。
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筋腫の性質と影響
医師から、私の筋腫は比較的大きく、数も多いことが分かりました。位置も子宮の前壁に存在し、将来的に妊娠や出産に影響を及ぼすリスクがあると言われました。当時は長男も小さく、次の子供を授かりたいと考えていたので、正直大変な気持ちでした。筋腫が原因で不妊や早産、帝王切開などのリスクが高くなるとのことで、強い不安を感じました。
手術か薬物療法か
医師からは、筋腫の治療法として手術と薬物療法の2つのオプションが提示されました。手術では筋腫を完全に取り除くことができますが、子宮への影響も大きいため、妊娠に悪影響を及ぼす可能性があるとのことでした。一方、薬物療法は症状を緩和し、筋腫を小さくすることはできますが、完治には至りません。私の場合、次の妊娠を見据えて、まずは薬物療法から始めることにしました。
薬物療法の開始
薬物療法として、GnRH誘導体という薬剤の投与が開始されました。これは筋腫の成長を抑える働きがあり、症状の改善が期待できます。毎月病院に通い、注射を受けるのは面倒でしたが、副作用もなく経過は良好でした。筋腫のサイズも徐々に小さくなり、生活の質も改善されていきました。
妊活の再開と懸念
薬物療法で筋腫の症状が落ち着いたので、次は妊活に取り組むことにしました。しかし、医師から「筋腫が完全に消えたわけではない」と指摘され、再発リスクや妊娠への影響を懸念する声がありました。筋腫の治療と妊活を両立させるのは大変な課題でした。
手術を選択
妊活に前向きに取り組もうと決意した私は、最終的に手術を選択することにしました。確実に筋腫を取り除き、妊娠・出産に備えたいと考えたのです。手術には大きなリスクも伴いますが、医師の丁寧な説明と、私の強い決意があったため、手術に踏み切りました。
手術の経過と術後の経過
手術は無事に成功し、計画的に筋腫を取り除くことができました。ただ、術後の経過は決して順調ではありませんでした。出血や感染症などの合併症に見舞われ、長期の入院生活を余儀なくされました。さらに、子宮の傷跡が気になり、妊娠・出産への不安も募りました。
次の妊活に向けて
術後の経過観察を重ね、およそ1年後に医師から「次の妊娠・出産への影響は少ない」と診断されました。ホッとした反面、さっそく次の妊活に取り組もうと決意しました。手術の傷痕が気がかりでしたが、医師から「問題ない」と言われ、前向きに取り組むことができました。
無事の出産
そして、今回の妊活は無事に成功し、出産にも至ることができました。手術の影響はほとんどなく、順調な経過を辿ることができました。赤ちゃんの健康も良好で、私も術後の後遺症に悩まされることはありませんでした。この喜びは計り知れません。
子宮筋腫との付き合い方
子宮筋腫は、私の人生に大きな影響を及ぼしました。手術と薬物療法の選択に悩み、妊娠・出産への不安と戦ってきました。でも、この経験を通して、自分の健康と家族の幸せを何より大切にする大切さを学びました。これからも、定期的な検診を欠かさず、筋腫との付き合い方を見つけていきたいと思います。
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