妊娠線が入ってしまった経緒
私が妊娠7ヶ月の頃から、おなかにあちこち妊娠線ができ始めた。最初は赤いラインとして現れ、だんだんと白く傷のようになっていった。
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ましてや妊娠線は一生残ってしまうと聞いていたので、将来的にも気になるところだった。「私の肌、これで大丈夫なの?」と夫に尋ねたら、夫は「そんなの気にしなくていいよ」と優しく言ってくれたものの、納得はできなかった。
夏になり、プールなどで水着になる機会も出てきた。妊娠線のあるおなかを見られるのは、正直見苦しかった。ムリにカバーをしなくてはいけず、気後れすることさえあった。
そんな時に、出産経験の豊富な父の異母姉に相談したのがきっかけだった。彼女は経産婦ならではの体験談を伝授してくれた。
経産婦が教えてくれた予防法
異母姉によれば、妊娠線の予防は、妊娠中の早い段階から始める必要があるという。つまり、お腹の肌を保湿しっかりする習慣を身に付けることが何より大切だそうだ。
「デリケートな肌は保湿から手を抜くといけないの。乾燥させれば、どんどん線が入っちゃうわ」
そう教わり、早速ボディークリームを塗り始めた。特に、おなかとお尻、太ももなどのたるみやすい部分に重点的にクリームを塗布するよう心がけた。
出産後も習慣を続ける必要があると注意された。母乳が出るため、お腹の肌は乾燥しがちだからだ。授乳中もマッサージを欠かさず、保湿に気を付けるよう勧められた。
また、姉は妊娠線予防には塗布剤も効果的だと教えてくれた。
ビタミンEやCが豊富に含まれる塗布剤は、弾力と保湿力に優れ、発赤を抑制するのに適しているそうだ。特に疲れやすい胸周りにもしっかり塗るように勧めてくれた。
予防と対策を怠らず実践
姉の指導通り、私は保湿と塗布剤の使用を徹底するようになった。忙しい日でも欠かさず、朝夕2回は塗布を心がけた。
特におなか、お尻、太もも、胸周りなどに集中して塗り込んでいった。出産後も同様に、マッサージと保湿ケアを続けた。
効果があったのか、新しい妊娠線はそれ以降できなくなった。既に入ってしまった線を完全に消すことはできなかったが、それ以上ひどくならず、最悪の事態は免れた。
もちろん、肌のラインが気になる時もあったが、上手にカバーをすれば目立たない程度で済んだ。水着などをきた際も、あまり気にせずに過ごせるようになった。
そしてお腹からお尻までの付け根部分は、ある程度すべすべの肌触りを保つことができた。授乳中は乾燥が気になったが、その都度クリームを塗っていけば、かさつきは和らいだ。
妊娠線が一生残るのであれば、上手に対処して目立たなくすることも大切なのだと学んだ。ママとしての自信を取り戻すことができた。
次の世代に知識と経験を伝承
経産婦ママからこうした知識とケア方法を学べ、本当に良かったと心から感じている。姉の経験と知恵に助けられたおかげだ。
妊娠線の予防と対策には、早期から保湿ケアと塗布剤の使用が欠かせない。そしてそれを怠らず続けることが鍵となる。
一人目の出産時にはまだ素人で、あまり気にしていなかったが、二人目の出産時にはこうした知識を生かせた。おなかの肌は良好な状態を保つことができた。
こうした経験と知恵は、私からも次の世代につないでいきたい。親から子、そして孫へと、身に付けるべきママのスキルとして伝えていきたいと思う。
妊娠線は誰でもできてしまう。でもそれでも諦めるのはまだ早い。上手にケアをすれば、コンプレックスにもならずに済む。ママならではの知恵と工夫が、美しいボディラインを守るのだ。
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